2017/9/9 3時過ぎ。起床。 いよいよ、劔岳アタックです。 談話室では、早出組があつまって、朝食を食べたりパッキングをしたり。 準備をしながら、皆さんと談笑しコミュニケーションをとりKさんを傍目に、ほとんど口も聞かない、眼もあわせない私。 緊張するとこうなります・・・(笑)
4時出発を目標にしていましたが、なんだかんだで4時半ちかくにはなっていたかな。 私が少し遅れて外にでると、Kさんとともに、昨日、仲良くなったMさんが一緒に待っていてくれました。 Mさんも、今日、私たちと同じコースをあるく「劔越え」組。 早月小屋に泊まった人たちのなかでも、劔を超えて別山尾根に降りるパーティーは、さほど多くなかったのです。 そんなこともあって、今日、3人で歩こうということに。 真っ暗の中、ヘッデンをつけて出発です。 小屋の人の話では、200mはさほど険しい道ではないので暗いなかでも問題ないとのことだったのですが、 なんだか、スタートしてすぐ、「ヘッデンで歩くような道じゃないでしょー」とボヤキながらあるくことにw 結構な斜面、かなりの岩岩した山道がすぐはじまりました。200Mって標高ではなく、直線距離のことだったのかしら?(笑)

5時ごろ。

空が焼けてきました。

 

5時半ころ。

 

 

P2614ピークにくると、剱岳頂上が見えてきます
山頂まで、あともう少し・・・なのかなw←ずっと言ってる人w

 

なんだか、戦うように急な山道をのぼっていたので、こんなの見つけたときは、なんだかすごくほっこりしました。

 

 

 

6時ごろ。

かなり道が険しくなってきたので、ここで首にぶら下げていた一眼レフをザックにしまいます。
写真が撮れなくなるのは寂しいけれど、やはり歩きやすいし、歩くことに集中できます。
このあとは、スマホでとったものを。

いよいよ早月尾根の核心部、「獅子頭の岩場」と言われる場所にきました。
足元が切れていて、かなりの高度感がありますが、鎖も整備されているし、落ち着いていけば大丈夫。・・・たぶん。
一か所、足場のない箇所がありますが、ボルトがあるので、なんとか行かれます。勇気をだせばw

 

安全を配慮して、一番怪しげな私を真ん中にしてくれてここまで歩いてきましたが、どうしても、ふたりの登っている姿をカメラにおさめたくなって最後尾にまわりました。

こんどこそ、あと少し?!

いよいよ「カニのハサミ」があらわれました。

浮石が多く岩がもろいので慎重に・・・。

 

 

早月小屋が小さく見えるポイントです。

文字はほとんど見えませんが、別山尾根との合流点手前にある標識です。

 

 

登頂!!!! なんと、今日は平成29年9月9日で2999mの「劔の日」!狙ってたわけではないけれど、そう聞かされると特別な日に自分にとって特別な山に登れたなんて。とっても素敵なことのような気がしてきました。

・・・私だけ、まだ、ヘッデン付けたままでしたw
いつもは、「登頂おつかれ!」と山頂でハイタッチをしてくれるKさん。
この日は、これから続く長い道を考え、緊張感を継続させるためにここでのハイタッチはなし。・・にしたそうなんですけど、
私は、緊張と興奮でいっぱいいっぱいで、そのことに気が付いていなかったことは内緒w

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早月尾根から劔岳登頂しました! 劔岳は見るお山と思っていたけど、劔岳に自分が迫って行く過程は感無量。登っても最高なお山でした^ ^ やっほー\(^o^)/

 

 

 

 

 

さて、ここからが長丁場です。
別山尾根を降りて室堂まで、一気に歩きます。

落ち着いていけば大丈夫!と自分に言い聞かせながら、ゆっくりと・・・降りたつもりだったんですが、
途中、ちょっと怖いなと思った場所で伸ばした足が利き足ではなく、上の人にごめんなさい、しながらやり直し。
逆足でも行けたと思うんですけど、自分を信じることができませんでした。

 

 

平蔵の頭を過ぎる稜線に出ました。
振り返ると、剱岳山頂と朝登ってきた早月尾根のカニのハサミや獅子頭が見えます。

 

一緒に歩いている人が写真を撮ってる姿を撮るのが好きです。

源次郎尾根の向こうにみえるのは、後立山連峰。(と教えてもらいました。どれがどの山かもきいたけど、忘れちゃいました。)
私もこういうところで、どの山がどの山なのか、わかるようになりたいなあ。

両方にそびえたつ岩山がまるでゲートのよう!
と思ったら、ここは、「前剱の門」」と言うんですって。

このあたりから、写真が極端に少なくなってきました(笑)
なんせ、室堂まで下りなきゃいけないので、時間がきになってw

 

 

12:00 劔御前小屋に到着。トイレ、トイレー(笑)

浄土沢を渡る橋。

 

 

 

雷鳥平キャンプ場にならぶ色とりどりのテントがみえてきました。

もう、色づきはじめた立山。紅葉シーズンはすぐそこです。

みくりが池までおりてきました。今年の春歩いたときは、雪に覆われていたので、こんな景色だったとは。。。感動。

 

 

14時半くらいに室堂に到着し、富山に向かいました。
なんだか、ここまでくると、写真をとったりツイートする気力もなく。
疲れていたというより、もう、満足しちゃって。記憶に保存すればいいような気分になってしまったんです。

もっと、写真撮っておけばよかったなといまになってみれば思いますが。

 

 

頑張って、やや急ぎ足で降りてきたのは、帰りもやはり富山のグルメとお酒を楽しみたかったから・・・というのは、内緒です(笑)

 

 

自分には縁のない「すごい人たちが登る山」だと思っていた剱岳。
偶然にもいつもご一緒していただいているKさんも歩いていなかったときいて、このチャンスにいっしょに歩いてみたいとおもって1年。
早月尾根から別山尾根へと「劔越え」という最高に思い出に残るルートで、無事歩くことができました。

 

ご一緒してくださったKさん、小屋で知り合って、早月小屋から室堂までご一緒してくださったMさん、ありがとうございました。

素晴らしい山行でした!!

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バタバタしていてご報告お返事遅れちゃってすみません! 昨日無事に室堂まで下山。今日は東京に戻ってます。早月小屋→劔岳→室堂の「劔越え」。なかなかのロングルート、かなりと痺れました。 偶然ながら「劔の日」にお天気を味方につけたこの山行、とっておきの宝物になりました。永久保存します!

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2017/9/8 早月小屋にて 時計回りに①②③④ ①早月小屋 水が全くありません。2リットルのペットボトル900円。 ② この日は雲が多かったのですが、時折、青空が顔をのぞかせると宿泊者がカメラ片手に! ③一年に一度みられるかという赤く染まる劔岳。 ④富山の夜景

 

 

 

 

前編はこちら。

試練と憧れ。念願の劔越え ① (2017/9/8-9)

One thought on “試練と憧れ。念願の劔岳②(2017年9月7日-9日)

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